SharePointのワークフローには、REST APIを呼び出す機能が備わっています。
これにより、ワークフローと他のサービスとの連携が可能になります。
REST APIの呼び出しは、SharePoint Designerに標準搭載されている
「HTTP Web サービスを呼び出す」アクションを利用して実現します。
SharePointに備わっているAPIを呼び出すことで、
標準アクションに無いようなことでも実現可能です。
以下に設定方法を記載します。
例:SharePoint の REST API を利用してリスト アイテムを取得する
「HTTP Web サービスを呼び出す」アクションの挿入
REST APIのURLを決定
任意の名前の変数(文字列型)を作成
「ワークフローの変数を設定する」アクションで上記変数にREST APIのURLを格納
REST APIへのリクエスト パラメータを決定
辞書型の変数を作成
辞書型変数にリクエストヘッダの内容を格納
作成した変数を使ってリクエスト内容を設定
アクションを右クリック ⇒ プロパティ でリクエスト内容を設定
ここまでに紹介していない変数は画像の通り空の変数のみ作成
REST APIからの結果を解析するアクションを設置
辞書からアイテムを取り出して変数に格納する
これにより後続処理で変数を使って処理ができる
- REST APIの利用例はこちらの記事に書きました。
https://www.micknabewata.com/entry/sharepoint/workflow/create-folder
REST API呼び出しに必要なリクエストや応答の形式についてはMicrosoftの公式サイトを参照
REST を使用してリストとリスト アイテムを操作する | Microsoft Docs辞書型変数についてはこちら
SharePoint Designer 2013 でのディクショナリ アクションについて | Microsoft Docs